第12回「がん哲学外来　メディカル・カフェ＠よどばし」

今日もユーモラスを交えてすごく分かりやすいのに「格調高いお話（言葉の処方箋）」を順天堂大学の樋野興夫先生から頂き、全ての人がそれぞれに悩みが「解消」したようです！！！今回も初めての参加者の方、近所の方が多数参加してくださいました☆テレビや新聞、雑誌などでも頻繁に取り上げられていますので、地域の方々にもすっかりお馴染みのようです☆全国を駆け巡っておられる樋野先生を今回もお迎えでき、本当に感謝です！

みなさんの一番感動した共通の言葉は
「最も辛いことの背後には最も喜ばしいことが隠れている」　by　内村鑑三
のようでした。

 

さて、今回の樋野語録の中から一部をおすそ分けです。
あちこちから感嘆の声が聞こえてきました。

今回も、参加したいと願いながらも体調の理由などでどうしても参加できなかった方や、いつも前半の講話を聞いてコーヒーを１杯飲まれたら帰られる方（体力の限界）が、スタッフが把握しているだけで15名程おられました。また、まだお会いしたことはないけれども、「言葉の処方箋」を今必要としてえおられる多くの方や、このサイトの愛読者のために、今月も「樋野語録～言葉の処方箋」を喜びを持って継続してお分かちさせて頂きます。

「読書は大切」
「長島愛生園」
「神谷美恵子」
「俯瞰的（ふかんてき）に物事を見る」
「苦痛でなくなるのが習慣」
「本を読む習慣」
「自分以外のものに関心を持つ」
「心が豊かになる」
「楕円形。同心円。バランス」
「相異なるものを受け入れる」
「 共生（ギブ&テイク）ではなく共存（存在を認める）」
「高尚なる人物に出会うと感染する」
「良いものも悪いものも平等に与えられるが選ぶのは自由意志」
「自由意志（選択）によって基軸ができる」
「呼吸するように当たり前に愛しなさい」　by　マザー・テレサ
「あなたはどこにいるのか」
「居場所」
「私はここにいます。私を遣わしてください」
「人間学」　　
「病気であっても病人ではない」
「与えられた場所で咲きなさい」　by　渡辺和子
「境遇にかかわらず役割がある。忠実に果たす」
「器を用意する」
「自分の根底を持つ」
「がん哲学外来を始めた動機」
「がん哲学外来はチーム医療」
「その時に合ったことばの処方箋を処方」
「教育は一人のためにやる」
「歯を食いしばって人をほめる」

 

参加者の方々からは以下の声などを頂きました。

「先生の風貌が素敵で見ているだけで、声を聞いてるだけで癒されます」
「初めて来ましたが、先生の生き方と言葉が心に残りました」
「先生のお話に花が咲きました」
「さっそく渡辺和子さんの本を（カフェの最中に）買いました」
「家族をがんで亡し、自分に何かお手伝いできることがあれば・・・と思って初めて参加しました」
「毎回初めての方とのお茶の時ですが、昔から友達だったかのような感じでした」
「テレビでメディカル・カフェを知り、駆けつけました」

たった一人のためにでも、この働きは続ける必要があると感じました。

その感想を受けて、樋野先生からは
「がん患者で電車や車に乗れない人も多い。その方たちも気軽にいける距離を考えると全国に7千ヶ所、1万5千人に1ヶ所は必要。」
「調剤薬局などでもメディカル・カフェが始まります」
「どこでもだれでもメディカル・カフェはできる」
「スタッフの条件は、境遇に関わらず『暇げな風貌（暇ではない）』と『偉大なおせっかい』と『速効性と英断』の３要素」
「自分より困った人のところしか行かない」　by　勝海舟
「良きリーダーとは？」
「いい覚悟で生きる＝使命感を持って生きる」
「人生の目的は品性の完成である」　by　内村鑑三
「自分の役割を提供する（世への贈り物）」
「顔は変えられないが、顔つきは自分の責任」
「歯を食いしばって人をほめる。人と比較・非難をしない」
「自分の役割は何か知る」
「人生、耐えられない苦しみは与えられない」
「そばに寄り添うだけでOK。時間を共有。ごちゃごちゃ言わない」
「決勝点を見通した視点」
「運転席の中から見るのではなく、空から見る」
「自分の人生を客観的に見る習慣をつける」
「１日のうちに１０分でも１５分でも空の上から見る」
「無頓着なほどに大胆」
「すべてのものを忘れた後に残るものが教育」
「読書の仕方」
「いい加減な人間でない」

 

各テーブル、とても楽しそうにお話しされていました。どの方も来られた時と、新たに出発される時の「顔つき」が全く違ってビックリしました☆皆様、それぞれに輝いて素敵でした☆
「居場所」を発見された方もおられました。
戦いの最中の人々に希望の光を当ててくださるように・・・

どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆

なお、「がん哲学外来　メディカルカフェ＠よどばし」の第一回目から今回までの内容は　こちら　にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。

 

ちなみに、「一般社団法人　がん哲学外来」のＨＰにも今後の予定が毎月アップされる予定です☆

次回は、７月２６日（日）１３：３０～１６：００です。樋野先生から「ほのぼのとした人間関係～安心・安全・安息～」と題しまして、１周年記念特別セミナーをして頂きます！ご期待ください！セミナーの後、カフェの時間がもたれます☆個人面談も１人か２人までならば可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、３日前までに　yodobashi@church.email.ne.jp　または03-3368-9165　で、中村和司／市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。

※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

※ご多忙の樋野先生のご都合などにより３週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。

※淀橋教会への行き方は　こちら