東京・新宿で教会をお探しの皆様[淀橋教会公式ブログ]

第32回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」

毎回がスペシャルですが、今回も非常に恵まれました!雨が降る中でしたが、会場は満席でした。初めての方もリピーターの方も多数でしたが、今日という日に不思議にこの場所に集まった私達でしたが、新たな豊かな結びつきがあちこちで生まれたようで感謝でした。しかも、今月も樋野先生をお迎えでき感謝感激でした。それぞれに、聞くべきことを聞き、見るべきものを見ることができたようです☆樋野先生が推奨する表情(チャウチャウ犬)と素敵なスマイルで和やかな至福の時を過ごさせて頂きました。

今月も「糸」の歌詞をしっかりと味わいつつ、皆さんで熱唱してスタート。

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早速樋野先生の前半の格調高い講話をお分かち致します。

☆「32回目のカフェ、すごいね!」

 

☆人は説得するものではなく気にさせるもの
 鳥取の「米子鬼太郎空港」
 島根の「出雲縁結び空港」
 高知の「高知龍馬空港」

 

☆今年は「夏目漱石生誕150周年」
 「坊つちやん」では「道後温泉しかない」
 「三四郎」では「富士山しかない」
 →「これしかない」という人生を送るべし
  「しかない人生」
 →「生まれてきた以上生きなければならぬ」

 

☆暗記したくなる言葉が大切

 

☆今年は「大政奉還150周年」

 

☆昨年は「クラーク来日140周年」
 今年は「クラーク離日140周年」
 クラークは札幌農学校初代教頭。9月~4月の8ヶ月滞在。
 二期生の新渡戸稲造、内村鑑三は、札幌農学校では、クラークに会っていない
 来年は「新渡戸稲造、内村鑑三の札幌農学校入学140周年」

 

☆「クラーク博士、新渡戸稲造、内村鑑三の教育は何だったか?」

 

☆内村鑑三はフィラデルフィアの障がい者の施設で8カ月勤務。
 しかし、その後、アマースト大学シーリー総長に会って人生を回心する。
 シーリー総長はどういう人だったか?

 

☆今度、名古屋で小児がんの経験の中学生がクラスメイトとがん哲学外来が開催。
 その中学生に与えた宿題は
 「アルプスの少女ハイジ、魔法使いサリー、サリバン先生の現在的意義を述べよ」

 

☆サリバン先生はどういう人だったか勉強すると良い
 →ヘレンケラーの先生
 →サリバン先生は若い時に、病院に入院していたが、
 「あなたは一人ではないよ」と言ってくれた看護師に出会い、立ち直り、退院。
 その病院にヘレンのお父さんが来て
   「この子を面倒見てくれる人がいませんか?」と相談すると
 病院長はたちまちにして「います」と言って、サリバン先生を呼び、
 「この人なら面倒を見れる」と言った。
 →どんな境遇に関わらず、一人位「あなたは一人でない」と言ってくれる人がいる。

 

☆「がん哲学外来・・・訳がなからないことを本気でやる人物が必要」

 

☆「自分の人生を他人の心にプレゼントして去っていく」
 →後で思い出になる。

 

☆「しゃべりたくても黙っていても苦痛にならない人間になる」
 →患者会などでも、よくある風景(ずっと話している人、全くしゃべらない人・・・)
 →チャウチャウ犬のような顔になるのが良い
 →歯を食いしばって人を褒める

 

☆「何の解決もなくても解消はできる」
 →人生何が大切か気づく
 →居場所を失い「あなたはどこにいるのか?」
  答えは、「私はここにいます。私を遣わしてください」
 →がん哲学外来、メディカル・カフェに来るときには苦しくても、
  使命感に気づくと心軽やかになる。

 

☆中国語と韓国語の本が出版
 →韓国語「偉大なるお節介」(本来の本の題名と違う)が、今、韓国で、ブーム
 →先週、ウイグル語に訳したいとの依頼もあった・・・

 偉大なる

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☆小学生~高校生のがん教育に向けて、長野県で手引書が3月にできる。
 樋野先生は監修。

 がん教育

 

☆2月18日、19日  雪の万座温泉で「がん哲学外来」

 

☆東京から軽井沢に、1年間に1千万人が家族連れで行く  
 →大宮から新幹線で20分
 →日本に530万人のがん患者
 →21世紀の『軽井沢夏季がん哲学学校』 2017年7月17日
  「内村鑑三と新渡戸稲造の楕円形の精神」シンポ開催
  軽井沢に内村鑑三の「石の教会」
  軽井沢に新渡戸稲造の別荘があった

 

☆「円と楕円形の違い」
 →中心点が一つ(円)か二つ(楕円形)
 →生命現象は楕円形(交感神経、副交感神経)(がん遺伝子、がん抑制遺伝子)
 →相異なるものが共存
 →嫌な人間がいても存在だけは認める(ギブ&テイクではなく)
 →同心円は、始めは良いけど、そのうちがん化する(人間関係も)
 →楕円形の精神が大切

 

☆病気のことより、人との関係性で苦しんでいる人が多い

 

☆新渡戸稲造と内村鑑三は性格が反対だが仲良しだった。
 →その二人から南原繁、矢内原忠雄が出てきた。
 →バランスが保たれていた。
 →内村鑑三だけなら、怖くて学生は近寄れない
 →新渡戸稲造はわきが甘すぎる。何をやっているのかわからない。
 →縦と横の糸のバランス

 

☆日本は安心と安全にギャップがある
 →違う人間の共存で、安心し、深入りができる
 →片一方だけなら深入りできないことが多い。

 

このようなことを学ぶのが、がん哲学外来

 

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樋野先生と1対1の個人面談を受けられた方も「癒されました~」「本当にありがとうございます!」・・・とのことでした。

 

個人面談の時間、他の方はテーブルごとの分かち合いでした。どのテーブルもほとんど初対面の者同士なのに盛り上がっておられました。時には涙をぬぐいながら、時には「わかる~」「そう!そう!」との相槌・・・90分ほどの時間でしたが、それぞれに悩みが解消できたようです。リピーターで来られている人も複数おられましたが、話が尽きる様子もなく・・・色んな思いをもって一ヶ月二ケ月過ごして来られたんだな・・・と痛感しました。このような場だからこそ話せることもあるようです。

 

何人かにどのような話がなされたか聞きましたところ、以下のような感想が出てきました。

 

「かなりプライベートな話だったので、お話できませんが、それぞれに他の場所では決して話すことのできないようなことを分かち合うことができ、とても良い時を過ごせました。」

 

「私(スタッフ)以外は全員初めての方でしたが、『寄り添う』ことの大切さを知りました」

 

「初めて来ましたが、状況が変わらなくても、心の持ち方でこうも変わるんだなあと体感しました。来て良かったです」

 

「『人生いばらの道、されど宴会』というのがよくわかりました。」

 

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そして、参加者の方から樋野先生に質問!

<質問内容>

がんになったら「ほっとけ」という医者もいれば、「手術」という人も医者もおり、どうしてよいかわからない。

 

<回答>

☆純度の高い専門性をもった先生に出会うのが大切。
 →後悔は必ずする
 →皆70%のほどの情報で話している。
  人には言えるが、自分のことだと優先順位がつけられない。
 →がんも治る時代。今、62%、がんは治っている。

 

☆「覚悟をきめたらほっとけ」
 →雨が降ると、どう対応するかは自由意思。
 →自由意思で決め、決めた以上は後悔しない。

 

☆「苦しみを癒す「無頓着」のすすめ」 樋野興夫著
 →がんの栃木のお坊さん

 無頓着

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 そして後半の樋野語録です!無茶苦茶格調高かったです!

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☆宝塚音楽学校の舞台裏に貼られていた「ブスの25箇条」
  1. 笑顔がない
  2. お礼を言わない
  3. おいしいと言わない
  4. 精気がない
  5. 自信がない
  6. グチをこぼす
  7. 希望や信念がない
  8. いつも周囲が悪いと思っている
  9. 自分がブスであることを知らない
   10. 声が小さくいじけている
   11. 何でもないことにキズつく
   12. 他人にシットする
   13. 目が輝いていない
   14. いつも口がへの字の形をしている
   15. 責任転嫁がうまい
   16. 他人をうらむ
   17. 悲観的に物事を考える
   18. 問題意識を持っていない
   19. 他人につくさない
   20. 他人を信じない
   21. 人生においても仕事においても意欲がない
   22. 謙虚さがなくゴウマンである
   23. 人のアドバイスや忠告を受け入れない
   24. 自分が最も正しいと信じている
   25. 存在自体が周囲を暗くする

 

 

☆「本当に困った人が笑うと人々は救われる」
 →「にもかかわらず」笑うと、周りの人の尊厳に触れる

 

☆「不良息子を直すには一番困っている人に会わせる」
 →自分よりも困っている人の前では少しやわらぐ
 →末期のがん患者に
 →自分よりも困った人に出会う。

 

☆老夫婦が津波で家を失い、片づけをしているのを手伝った暴走族・・・その暴走族は、翌日解散宣言。自分より困った人に出会うと、自分がどうでもよくなる

 

☆「自分は、人生困っていると思っても、必ず目の前に、自分より困っている人がいる」
 →ある施設に15歳ぐらいでハンセン病の施設に入れられた人たちも今では平均83歳ぐらい。彼らが『私は3重苦である。手もなく、目も見えなく、しかも、がんになった』という人たちが、大変そうな顔をすると不登校児も下を向く。
 →ヘレンケラー4重苦の話をすると、3重苦の彼らも少しは笑う。その笑い顔を見て、不登校児の背筋がのびる。
 →マイナス×マイナスはプラス

 

☆「真実はゴミの中に輝く。真実は無料」
 →高額なものには、たいしたことはない、ものがある。

 

☆「『良き訪れ』は誰に、最初、来たか?」
 →羊飼い(当時は社会から干されていた人たち)
    →良き訪れは、肩書きが、立派な人に来るのではない
 →羊飼いたちの姿の特徴2つ
  ・無邪気に(与えられたことを喜んでやっていた)
  ・どんな小さなことでも喜んでやる(小さなことでも、大きな愛をこめる)

 

☆今年は「夏目生誕150周年」
 →坊ちゃんに出てくる「おばあさん」は、どういう人物なのか?
  そういう人は必ず世の中にいる。

 

☆樋野先生の故郷は、人口57人、空き家率60%
 →小中学校は廃校

 

☆樋野先生が小学生の時、お母さんは、時々、学校に呼ばれ、「もう少し授業中に静かにするように注意してください」と先生に言われていた。しかし、近所のおばあさんがいつも「お母ちゃん心配しなくても良いよ。この子は卒業したら立派な子になるから」とお母さんを慰めてくれていた樋野先生の思い出。
 →小学校時代からそういわれると『頑張らないと』と思った・・・

 

☆「桃太郎、一寸法師は、愛情豊かな老夫婦に育てられた」

 

☆「ハイジを描いた人はこよなくゲーテを尊敬していた」
 →ゲーテは自己形成小説。
 →人間はいかに形成されて成長していくか

 

☆「30m後ろからの見守り」
 →『友達がいない』『誰も関心を持ってくれない』と思っても、よく見ると誰かいる。
 →30M後ろからいつも背中を見ている人がいる
 →樋野先生の夏の思い出は、海で泳いだ後の石投げ。
  村の2~3人老人が30M後ろから見てくれていた。
 →1m後ろからはダメ。しゃべるから。
 →必ず見てくれている人がいることに気づくとどうでもよくなる。

 

☆樋野先生の子どもの頃聞いた、お母様からの話。今年、94歳になられる樋野先生のお母様の兄弟は戦死。すぐ上の兄は特攻隊で、茨木の水戸から飛んで行って、兵庫県にいたお母様と一夜をともにして、翌日、旋回して飛び去って行った。

 

☆樋野先生が子どもの頃、トビが傷ついて中庭に落ちた。お母さんは毎日エサを与え、やがてトビは傷が治って飛び去った。そして、一年後に同じトビが家を旋回して羽を落とした。・・・。鳥でも恩返しをする。

 

☆「ファシリティドッグ」
神奈川県、静岡県の子ども小児病院の職員。必要以外は、静かにしている賢い犬。9時から17時まで出勤。子どもが手術場に行けないときなどに犬がついていく。日本に3匹。ハワイで訓練されている。個人が飼っているので、飼い主の方から、家での様子をビデオで見せてもらうと・・・家ではやんちゃ!訓練すれば、ちゃんと仕事ができる。犬でもできる。

 

☆「境遇を問わない」
 →自分の存在が人を傷つけない、不愉快にさせない人間になると、明日どうなっても良いと覚悟できる。

 

☆「病気であっても病人ではない」

 

☆「使命を探しに行く」

 

☆「その人が苦しんで絶えなれないような苦しみは与えられない」
 →苦しみがあると忍耐が生ずる。忍耐が生ずると品性がでる。品性が出ると本当の希望が生まれる。

 

☆「人生の目的は品性の完成」 by 内村鑑三
 →品性とはその人に与えられた性格
 →良い性格にするか悪い性格にするかは自由意思(形容詞は自由意思)

 

☆私たちは形容詞の世界に生きている。
 →「目立ちたがり屋」は名詞。
 →「良い目立ちたがり屋」と「悪い目立ちたがり屋」

 

☆「良い目立ちたがり屋になれ」 by キング牧師
 →暗殺される前の最後の講演
 →人のために
 →家に閉じこもっていたら人の役に立たない
 →どんな境遇に関わらず明日死んでも良いと思える

 

☆「自分が犠牲になっても心が豊かになる」by マザー・テレサ
 →レインコートを着ていない人に、マザー・テレサはレインコートを脱いで与えた。

 

 

樋野先生の話を伺うと、しばらくは『じ~っ』と、静かにしっかりと心に定着するまで待っていたい気持ちになります。今一度かみしめて味わってみてください☆

 

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すごいですね!カフェが終了しても、あちこちで話が続き・・・まだまだお話していたいようです☆


お一人お一人の心と体のすべての営みが支えられ喜びあふれ、次のカフェ、また、各地のカフェが良い場所、時を提供できますように・・・。

 

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次回は3月2日(木)13:30~16:00です。皆様のお越しをお待ち申し上げます☆

2017年もご多忙の樋野先生が毎月来て下さることになりました。まずは、上半期のみのチラシができましたのでご覧ください。

 

※個人面談も3人程可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、3日前までに yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。最近は、事前申し込みをしないと、当日では面談してもらえないことが多いのでご注意ください。

 ※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

※ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。

 

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なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。

 

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樋野先生の出版されている著書は実に沢山あるのですが、以下の本などは「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」でもお買い求めいただけます。本当に連日テレビや雑誌で樋野先生や「がん哲学外来」や「メディカル・カフェ」が取り上げられています。すごいです!

樋野先生の柔和な表情をご覧いただくだけでもほのぼのしますが、ことばの処方箋素晴らしいですね!よく効きます!無料!副作用ゼロです!年間の予定が出ていますので、是非、お気軽にいらしてください。途中の出入りもOKです!

 様々なことで、どうしても参加が難しい方には、沢山ある書籍の中から特に以下のものをお勧めいたします☆

 いい覚悟で生きるがん哲学外来から広がる言葉の処方箋  明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい

見上げれば、必ずどこかに青空が  がん哲学外来へようこそ (新潮新書)

あなたはそこにいるだけで価値ある存在   がん哲学外来で処方箋を カフェと出会った24人

こころにみことばの処方箋 世界に広がる「がん哲学」      51-SVP5R6aL._SX330_BO1,204,203,200_

 

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そして、なんと「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」が中国語に翻訳されました!
韓国語版も販売されていますが、題名が「偉大なるお節介」となっていますのでご注意ください。

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とにかくすごいです!次から次に著書が出ています!

 

どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆




※今後の予定は こちら

※淀橋教会への行き方は こちら

 

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さて、この素晴らしい樋野先生の講話・・・実は日本各地、時には海外で連日のように講演をされています。
詳しくは 「一般社団法人 がん哲学外来」 をご覧ください。

現在94カ所ほどのメディカル・カフェが全国で行われていますが、全国に7千ヶ所必要と言われています。
医療の隙間を埋める場として、ますます必要が叫ばれているこの働きがさらに広がっていきますように!
世界の悩める人々のために豊かに用いられますように!

 

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