第58回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」

 二度とない「今日」を大切に生きて行きたい・・・。きれいな青空と温かい気候を与えられ、カフェを祝福してもらっているような感じでした。
 今回は大手テレビ局の取材も入りましたが、それぞれに良き時を過ごせたようで良かったです。
 ちなみに、会が始まる前に、がんとの共存を数年経験し、走りぬくべき行程を立派に走りぬき、沢山のプレゼントを後世に残して下さった方のご葬儀も行われていました。葬儀に参加された方からは、「人生は紙飛行機。その距離を競うより、『どう飛んだのか?』『どこを飛んだのか?』が大切だと、葬儀の中で思い巡らせていました。この方は作曲家でもあったので、葬儀の中でもその方が作曲された曲の中から一曲を30名ほどでで演奏したが、残すものがあるというのは良い人生だったんだなと思いました。私は何が残せるのかな?・・・」との声も聞かれました。まさに、メディカル・カフェでの学びが生かされていますね!この地上での別れは、ほんとに淋しいものですが、悩みが解決しなくても解消はできます☆

 

樋野先生の愛唱歌でもある「365日の紙飛行機」をまずは皆さんと熱唱。

 

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☆「ぬれぎぬを干そうともせず子供らがなすがまにまに果てし君かな」
 →勝海舟が西郷隆盛によせて詠んだ歌碑が西郷の墓地にある。
 →何を言われようが「ほっとけ、気にするな」「なすがままに」

 

☆「靴を履いて外に出よう」
 →元気が出ない時こそ、誰かと話そう
 →人は思うよりも、一人ぼっちじゃない
 →誰かが自分のことを思ってくれる(気づかってくれる)人がいる

 

☆「犬のおまわりさんの現在的意義を一言で言う」
 →困っている人と一緒に困ってくれる人
 →何の解決も出していないが、一緒に困る。
 →がん哲学外来の理念

 

 

☆「映画『がんと生きる言葉の処方箋』」 
 →5月3日〜9日 10時~ 新宿武蔵野館にてロードショウ上映

  ※大変人気で、事前(2日前)に武蔵野館にて座席指定券に交換してください。
   当日、視聴されたくてもご入場頂けないこともあります。
   ※トークイベントも毎日映画上映後15分程予定されているようです。
   ※3日、7日、8日は、 樋野教授のサイン会もあるそうです。
 →5月11~25日名古屋の映画館でロードショウ
 →長野放送 松本市2019年3月上映

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☆「冗談を本気でする人物」
 →フェィスブック症候群ではなく、皆が「良いね」と言わなくてもやる。

  

☆「フェイスブック症候群」
 →皆が「良いね」と言わないと鬱になる・・・

 

☆「がん患者で、病気そのもので悩んでいる日本人は3分の1」
 →病気になったことで、人間関係で悩んでいる人が多い。
 →職場、家族の人間関係
 →健康な時には気づかなかったことでも、病気になると敏感になる。
  (人の態度や風貌に対して)

 

☆「病気であっても病人でない社会をつくる」

 

☆「からし種」
 →目に見えない小さな種、大きな木になり、鳥が巣をつくる。
       自然と成長する。

 

☆「良い麦と悪い麦~ほっとけ」
 →良い麦を蒔いたのに、悪者が夜に悪い麦を蒔いた・・・。
       良い麦と悪い麦が同じ畑に育つ・・・。
 →麦が小さい時に悪い麦をとろうとしたら、区別がつかず、良い麦までとってしまう。
 →収穫の時に、良い麦か悪い麦が目で見える。分かる。その時にとればよい。
 →「ほっとけ」
 →最初から排除するのではなく、「共存」。
  ある程度たてば、自分が排除しなくても、皆分かる。
    早い段階で削除するから人間関係でトラブルが起こる。

 

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☆「デンマルクのダルカス親子」 内村鑑三
 →デンマルクが砂漠のような状況だった時に木を植えて親子で開拓。
  お父さんの時代には森林はできなかったが、息子の時代に木が成長して森林になった。
     親子「小さな時に雑草をとると、本当に良いものも排除される」
 →自分から排除したらダメ。ある程度成長したら分かる。
 →だから「ほっとけ、気にするな」

 


☆「樋野先生は新渡戸稲造記念センター長」
 →樋野先生は順天堂大学名誉教授。東京女子大の理事。
 →新渡戸は東京女子大を1918年に創設、初代学長。
  国際連盟の事務次長。1933年で死去。
  1932年に設立されたのが、新渡戸記念中野総合病院。
       その中に新渡戸稲造記念センターが、2019年4月1日に開設された。
 →「われ21世紀の新渡戸とならん」 樋野興夫


☆「新渡戸稲造と内村鑑三は札幌農学校の同期生」
 →両者から学んだのが、南原繁、矢内原忠雄。
  戦後12年間の東大総長。
 →樋野先生の恩師は、この時代の学生。

 

☆「人材が悪くなると劣化する」

 

☆「楕円形のこころ」
 →新渡戸稲造、内村鑑三、南原繁、矢内原忠雄は、相異なる性格。
 →仲良しグループは同心円だが、数年後にがん化する。
 →生命現象は楕円形。
       がん遺伝子とがん抑制遺伝子、交感神経と副交感神経・・・など
      相異なるものが緊張感の上で共存するのが生命現象
   →自分と違う人の存在を認めよ!  
   →がん哲学外来の意味
    同じテーブルに座ってお茶を飲みながらお互いが苦痛にならない人間になる訓練。
   黙っていても、しゃべっていても苦痛にならない存在。対話学。
 


☆「歯を食いしばって人を褒めよ」
     →人を評価したらダメ。
     →順境も逆境もない。
     →存在時代に価値がある。


☆「人生は人へのプレゼント」
     →自分のことで悩むな。
    →自分の命よりも大切なものがある  
    →「明日死んでも良い」と思える
    →自分のことに無頓着になる。
    →大胆になる。

 

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すごいですね!
格調高い講話の次は、樋野先生との個人面談&テーブルトークです。

何人かの方々に感想を聞いてみました。

 

☆「初めて参加しました!まさか、面談できると思っていなかったので、すごくうれしかったです!」

 

☆「一人では思いつかないような話を聞けて良かったです。」

 

☆「カフェが毎月楽しみです!」

 

☆「カフェでは毎回、様々な方々との出会いに励まされます。」

 

☆「樋野先生の話に癒されます!新刊本「種を蒔く人になりなさい」にも感動しています。」

 

☆「初めて参加しました。初めは緊張しましたが、話してるうちに楽しく過ごせました」

 

☆「看護師さんの貴重なお話を聞けて良かったです!」

 

☆「他では話せない有意義なお話ができて良かったです。」

 

 

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そして、樋野先生の講話(後半)です。

 

まず、会場からの「仲良しグループががん化しないでいつまでも仲良しでいられる秘訣は?」との質問に、樋野先生は「曖昧なことは曖昧に答えるのが科学的」「常識的に考えましょう」との言葉の処方箋を下さいました☆仲良しグループは、良い時は良いが、たった一言言われたことで嫌になっている人間関係が多い。好きとか嫌いとか感情的になっている。「楕円形の関係」の「好きとか嫌いとかなく、存在だけは認める」というのが大切とのことでした。

 

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☆「曖昧なことは曖昧に答えるのが科学的」
 →セカンド・オピニオン・ショッピング
 →約70%の知識で語っている。確実ではない。

 

☆「グレーゾーンを確信をもって語るには愛しかない」

 

☆「愛はことさらおこすなかれ」

 

☆「人に譲るだけ譲る」

 

☆「日本人は看板かじりの人が多い」
 →「看板」がなくなると、人が去って、鬱になる日本人も多い。

 

☆「田舎で育った樋野先生」
 →小学校・中学生の頃は、言うことを聞かない樋野先生のお母さんは、よく学校に呼ばれた。お母さんは寝たきりの樋野先生のおじいさんを、隣のおばあさんに頼んで、学校に行った。そのおばあさんが、樋野先生の母親に言った言葉。
「お母ちゃん心配することないよ。この子は、大人になったら立派な子になるから。」
 →毎日、「隣のおばあさんが『この子は大人になったら立派な子になる』って言ってるよ。」とお母さんから言われ続けた樋野先生は、おばあさんのために変な人間にならないように頑張った。(=教育)
 →自分のことを一人でも思ってくれる人がいれば、良くなれる。
 →普通のおばあさんだった。

 

☆「30メートル後ろから、自分のことを見てくれている人がいることに気づく」
 →「最後まで見捨てない」
 →境遇に関わらず

 

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☆「悩みはない」
 →45分の授業。樋野先生高校生の時
 →日本では、悩みが多い方が偉いと思われている?!
 →日本人の悩みのほとんどは人との比較・競争
 →「存在自体に価値がある」から悩む必要ない

 

☆「本物はゴミの中で輝く」 by 南原繁が東大総長の時の学生だった樋野先生の恩師
 →町の中に誰かがいる
 →交通の便が悪い昔、歩いて「会いたい人物」に会いに行った
 →交通の便が良いのに、「会いたい人物」がいない

 

☆「人生邂逅の3大法則~良き先生、良き友、良き読書に出会う」
 →誰でもできるのは良き読書

 

☆「何かをする時3年間は続けよ」
 →3年できないことは、最初からやるな。 
 →継続は大切。
 →継続すると自分が犠牲になっても心が豊かになる。 
 →スタッフとしてコミットするのが大切。
 →手帳に予定が書ける。(病気になると手帳が白紙になることが多い)

 

すごいですね!

 
最後に、樋野先生の推薦してくださった「夢をかなえてドラえもん」の歌を皆さんで大熱唱しました!「人生は思い出づくり」ですね!スタッフ達の心にも楽しい思い出がまた一つ増えました!

 

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次回は5月9日(木)13:30~16:00です!

もちろん、樋野先生の言葉の処方箋も沢山処方して頂けます☆
是非ご家族。ご友人をお誘い下さい。
初めて参加されるご近所の方や他府県からの方も毎回複数組おられます。
是非、お気軽にいらしてください☆

2019年の今後の詳しい日程はこちらをご覧ください。

 

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※個人面談は、毎回3人程可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、3日前までに yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。最近は、事前申し込みをしないと、当日では面談してもらえないことが多いのでご注意ください。

※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

※ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。

なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。

 

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さて、樋野先生の出版されている著書は実に沢山あるのですが、以下の本などは「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」でもお買い求めいただけます。本当に連日テレビや雑誌で樋野先生や「がん哲学外来」や「メディカル・カフェ」が取り上げられています。すごいです!

樋野先生の柔和な表情をご覧いただくだけでもほのぼのしますが、ことばの処方箋素晴らしいですね!よく効きます!無料!副作用ゼロです!年間の予定が出ていますので、是非、お気軽にいらしてください。途中の出入りもOKです!

様々なことで、どうしても参加が難しい方には、沢山ある書籍の中から特に以下のものをお勧めいたします☆
先生が、よく言われる言葉に「人生の3大邂逅」があります。その中の一つ、「よき読書」です!

 いい覚悟で生きるがん哲学外来から広がる言葉の処方箋  明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい

見上げれば、必ずどこかに青空が  がん哲学外来へようこそ (新潮新書)

あなたはそこにいるだけで価値ある存在   がん哲学外来で処方箋を カフェと出会った24人

こころにみことばの処方箋 世界に広がる「がん哲学」      51-SVP5R6aL._SX330_BO1,204,203,200_

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「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」などが中国語に翻訳されています。
韓国語版も販売されていますが、題名が「偉大なるお節介」となっていますのでご注意ください。

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とにかくすごいです!次から次に毎月のように著書が出ています!

どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆

 

※2019年の予定は こちら

※淀橋教会への行き方は こちら

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さて、この素晴らしい樋野先生の講話・・・実は日本各地、時には海外で連日のように講演をされています。
詳しくは 「一般社団法人 がん哲学外来」 をご覧ください。

現在94カ所ほどのメディカル・カフェが全国で行われていますが、全国に7千ヶ所必要と言われています。
医療の隙間を埋める場として、ますます必要が叫ばれているこの働きがさらに広がっていきますように!
世界の悩める人々のために豊かに用いられますように!