第71回「6周年記念 がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」

祝 6周年!

来所された方に、マスクの着用、検温、手洗い、手の消毒・・・専門家の助言も当初から継続して受けつつ、思いつく対策の元、初めて来られた方も複数交えて開催されました。新型コロナウイルス拡大防止のために、約50名の会場での参加予想でしたが、1000人以上収容できる広い会場で開催されました。実際には60名弱の方が来て下さいました。


体調のすぐれない方や、遠方の方を含め、事前に連絡があった方のみ、限定ライブ配信を行いました。その結果、約50名の方が、ライブ配信で共に参加できて感謝でした。あるメディカル・カフェの会場では、ソーシャルディスタンスを保ちながら、ライブ配信を皆で視聴したそうです。初めてのライブ配信でしたが、無事配信出来て感謝します!


最初の1時間は特別講演。その後、1時間の質疑応答。
「カフェタイム」と「個人面談」をもてない分、普段聞けないことを樋野先生に沢山質問できました!
初めて来られた方も数名おられました。
今までのカフェの総まとめのような格調高い講話と質疑応答でした。

 

■「四季の歌、良いね」

 

■「冗談ぽいことを本気でやる人物になる」

 

■「聖書と癌」
 人間はどうして死ぬようになったのか?
 アダムとイブはエデンの園を追放されたのか?

 

■「頑張りすぎない、悲しみ過ぎない」

 

■三角形の法則
 「重心・内心・外心」
 重心:信じる心
 内心:自分を見つめる心
 外心:他者を見つめる心

 

■「ユーモアは、あなたをもっと」


■毎日新聞、朝日新聞などからのインタビュー記事コロナに対して

 

■樋野先生の授業を受ける大学生たち120名
 対面授業では半分以上寝るが、ZOOM授業は大学生誰も寝ない。
 人前では寝る大学生が多い日本人
 対面授業は質問がないが、ZOOMでは質問の多い。
 日本人特有かな


■日本人は1年間で130万人ががんになっている
 がんは怖い時代から共存する時代になった。
 3年、5年生存率・・・がんと共存して天寿を全うして死ぬ=天寿がん
 どんな人も120歳で死ぬ
 95歳で本人も家族も老衰と思っていた。
 しかし、死亡解剖したら胃がんだった・・・天寿がん。


■がんと認知症のどちらになりたいか?
 日本では、80歳過ぎると2人に一人はがん、3人に一人は認知症
 がんは、自分は苦しいが周りにあまり迷惑をかけない。
 認知症は、周りに迷惑をかけることが多い。


■「寄り添う」と「支える」の違い
 困っている人と一緒に困る人になる
 解決と解消の違い
 「犬のおまわりさん」
 日本人はしゃべりすぎ。言葉で傷つけている。

 

■チャウチャウ犬から学ぶ
 30分間(しゃべらなくても)一緒にいても、相手が苦痛にならない存在になる。
 ほほえましい人物になる

 

■「偉大なるお節介症候群」
 ➀「役割意識&使命感」
 ②「練られた品性&綽々たる余裕」
 ③「賢明な寛容さ」
 ④「実例と実行」
 ⑤ 世の流行り廃りに一喜一憂せず、あくせくしない態度
 ⑥ 軽やかに、そしてものを楽しむ。自らの強みを基盤とする。
 ⑦ 新しいことにも、自分の知らないことにも謙虚で、常に前に向かって努力する。
 ⑧ 行いの美しい人(a person who does handsome)
 ⑨「冗談を実現する胆力」〜 sense of humor の勧め〜
 ⑩「ニューモアに溢れ、心優しく、俯瞰的な大局観ある人物」

 

■「気がかり症候群」
 ➀相手の必要に共感する
 ②自分の気持ちで、接しない
 ③ユーモアと客体化

 

■「爆睡症候群」
 ➀存在自体が周囲を明るくする
 ②客観的に物事を考える
 ③ユーモアと客体化

 

■「爆笑症候群」
 ➀喜びも悲しみも忘れる
 ②風貌を診て、心まで診る
 ③ユーモアと客体化

 

■「チャウチャウ症候群」
 ➀チャウチャウ犬の風貌
 ②尺取虫運動  どんなときにも前に進める
 ③沈黙で寄り添える

 

■一人部屋に閉じこもって真剣に1時間悩むと外に出れる
 70%のレベルで悩むと一日中悩む
 中途半端に悩まない

 

■一周遅れの先頭の責務 
 誰が先頭かビリかわからない

 

■人生の目的=品性の完成

 

■「禍の起こるのは起こる時に起こるにあらず由って来るところ遠し」  
 ゆえに予防、治療が出来る
 PET―CTで分かるのは0.5cm、1億個のがん細胞まで診る手段を持ってない
 がんは、付加と削除によって起こる
 風貌を診て心を読む
 


■「がんは、遺伝子の病気」
 1個の細胞を地球の大きさに例えると
 染色体を国の大きさ
 遺伝子は、町の大きさ
 一個の塩基は、一人の人間
 一個の塩基で細胞は「がん化」する。
 「一人で世界を動かせる」

 

■言葉に付加と挿入をするとだめ。YESかNOで答える。
 顔立ちは変えれないが、顔つきは一夜にして変えれる

 

■2人に1人ががんになる時代を迎え、文部科学省は新学習指導要領に「がん教育」を明記し、2021年度から中学校、高校での授業を本格化させる。

 

■山極勝三郎
 「類稀な忍耐を持って、日本の独自性を強く主張し、日本の存在を大きく世界に示した」
 「段階ごとに辛抱強く 丁寧に仕上げていく 最後に立派に完成する」

 

■吉田富三
 顕微鏡を考える道具に使った最初の思想家
 顕微鏡でみた癌細胞の映像に裏打ちされた「哲学」
「がん細胞で起こることは人間社会でも起こる」=がん哲学
 ➀『嫌』とは言わない人物の実践
 ②『ほっとけ、気にするな!』の実践
 ③『あなたの行かれる所に、私も行きます』の実践
 ④『あれも、これも』でなく『これしかない』の実践
 ⑤『謙遜と大胆』の実践


■会話学があっても対話学がない
 訓練

 

■「ほっとけ、気にするな」

 

■予後は確率論。70パーセントのレベル。確実性ではない。

 

■真理は円形にあらず、楕円形である「楕円形の心」
 整備不良で暴走 
 ・がん遺伝子は、アクスルの踏み過ぎ
 ・がん抑制遺伝子は、ブレーキの故障
 相異なる人間と緊張感の上に共存する
 


■がんも身の内
 がんは真の目的を忘れている。もう一度役割を渡すとおとなしくなる。
 天寿がん。

 

■がん病理学者の社会貢献

 

■がん(人生)は開いた扇の様である

 

■「出雲の白兎」
 病気は治療でも悪化することがある
 的確な治療は病気を癒す
 最も高貴なるは愛ある好意、普遍的な真理

 

■「30m後ろから誰かを見ている人物になる」
 1m後ろはしゃべっちゃう。

 

■病気は人生の夏休み
 病気になったからできることがある

 

■メディカル・ビレッジ
 一人の人間を癒すには一つの村が必要

 

■「プロの為さざること5箇条~内村鑑三」
 ➀「プロは、その人を弱気に乗じて苦しめず」
 ②「プロは、人に悪意を帰せず」
 ③「プロは、人の劣情に訴えて事を為さず」
 ④「プロは、友人の秘密を公けにせず」
 ⑤「プロは、人と利を争わず」

 

■新渡戸稲造の基本精神
 一、生活環境や言葉が違っても、心が通じれば友であり、
   心の通じ合う人と出会うことが人間の一番の楽しみである。
 二、学問より実行
 三、何人にも悪意を抱かず、すべての人に慈愛をもって

 

■「樋野先生が 新渡戸稲造の言葉で感銘した言葉の処方箋」
 ➀間断なき努力は進歩の要件
 ②自分の力が人に役に立つと思うときは進んでやれ
 ③意志は人なり
 ④人の欠点を指摘する要はない 人のあやまちは語るには足りぬ
 ⑤学問より実行
 ⑥理由があっても腹を立てぬこそ 非凡の人
 ⑦花は芽にあり
 ⑧威厳は優しき声に現れる
 ⑨われ太平洋の橋とならん
 ⑩心がけにより 逆境も 順境とされる

 

■「最も必要なことは、常に志を忘れないよう心にかけて記憶することである」
 新渡戸稲造

 

■「樋野先生の夢は天国で10人とカフェをすること」
 勝海舟、新島襄、内村鑑三、新渡戸稲造、南原繁、矢内原忠雄、吉田富三、菅野晴夫、Knudson、樋野興夫

 

■南原繁の「政治学」 + 吉田富三の「がん学」

 

 

■母を亡くして 悩んでいるクララに対して、勝海舟の奥さん(たみ)の言葉
 ⇒『悲しい時には 私達の所へいらっしゃい、一緒に泣きましょう、そしてあなたが 仕合せな時には 一緒に笑いましょう。さあ勇気をお出しなさい、——これから先の長い年月のことは考えず、今日という日以外には 日がないと思って ただ毎日をお過ごしなさい』は、「訪れる人を 温かく迎い入れる」原点でもあろう。

 

■神谷美恵子は41歳でがんになり、生きがいを求めて長島愛生園で勤めた。

 

■「涙とともに パンを食べた者でなければ 人生の味は分からない」 ゲーテ
 がん哲学外来~小さなことに、大きな愛をこめる~
 アルプスの少女ハイジ ヨハンナ・シュピリ


■「空っぽの器」を用意すると、いつか誰かが何かを入れてくれる。

 

■人間は個性と多様性
 存在自体に価値がある

 

■コロナ時代の本質
 ⇒本質をとらえる力  思考力 
 ⇒深い人間への理解  感受性
 ⇒質の高い決断  安定性

 

■『同じ条件の中にいても、あるひとは 生きがいが 感じられなくて悩み、あるひとは 生きるよろこびにあふれている。このちがいは どこから来るのであろうか』 (神谷美恵子)
 自己的なハッピーな人ではなく、利他的なジョイフルの人になる

 

■元気な時の自分が最高と思わない

■犬の十戒

 

■ブスの25箇条
 存在自体が周囲を暗くする人とならない!

 

■「つもり違い10か条」

 

■目的を果たそうとするとき、邪魔する人が出てくる
 気にすることなくやるとげなさい。ほっとけ!

 

■真に価値あるものを見分ける実践

 

■「人生いばらの道however(にもかかわらず)宴会」
 「人は、最後に『死ぬ』という大切な仕事が残っている」

 

■病気であっても病人でない
 「医療者の 2つの使命~」
 (1)「学問的、科学的な責任」で、病気を診断・治療するーー>学者的な面
 (2)「人間的な責任」で、手をさしのべるーー>患者と温かい人間としての関係
 

            
■種を蒔く人になりなさい

 

 

続きまして質疑応答!沢山の質問がありました!

 

■PET検査の頻度は?
 健診でひっかかって検査をするのは良いけど、普通は2年に1回ほどで良いかな。
 再発の予防で6カ月の一回の検査とかはあるけど、レギュラーな健診ではそんなにする
必要はない。
 医師が患者さんをどのようにフォローされているかにもよる。ケースバイケースだね。

 

 

■腫瘍マーカーの数値が正常範囲内ということは、がんが活性化していないと考えて大丈夫ですか?
 完璧な腫瘍マーカーはない。100%確定できない。マーカーによっても違う。参考値。

 

 


■余命といのは、どのように算定されるのですか?
 データを見て、この病気の人はどのぐらいの予後の統計的なもの。個人的なものではない。
 70%のレベルの情報に基づいた余命。標準治療の余命。

 


■末期の場合で延命治療をせず、緩和治療を選んだ場合、痛みが強ければモルヒネ等の緩和剤を本人が要望することはできるのでしょうか?
 緩和ケアは、痛みがある患者にモルヒネを打つ時に殺すに至る量ではなく、医療的な量で痛みをコントロール。
 「尊厳死」・・・積極的に治療をしない
 「安楽死」・・・積極的に人を殺す
 患者さんと医師との日頃からのコミュニケーション 

 


■どの段階で、寛解と判断されるのでしょうか?
 がんによっても違うけど、胃がんなどでは5年再発、転移しなければ寛解

 


■「砂糖ががんの餌になる」という方がいますが、事実でしょうか?
 分かりません。
正常細胞でもがん細胞でも栄養が必要だが、栄養率は違う。
 増殖力の強いがん細胞は、自らたんぱくを作って外に出して、風車の法則で外から栄養を入れる。正常細胞よりもがん細胞はたくましい。
 

 

■がんについて、いろんな情報がある中で、調べていくうちに混乱して、余計不安になっています。どうしたらよいでしょうか。
 重度の高い専門性の情報が良いが、ネットなどにのってるのは純度の低い70%の情報が多い。人には言うが、自分のことになると優先順位がつけられない。自分で正しい知識を持つ訓練をする必要がある。純度の高い情報をしっかりと選ぶ。

 


■身近な人が、がんになった時に、どのように接するのが良いでしょうか。良かれと思って余計なお節介をしてしまったり、逆に不安にさせてしまったりすることがあると聞きましたが、具体的にはどのようなことがありますか。がん患者に寄り添う心得について教え下さい。
 最初は良いけど、本人が嫌になる。何もしなくてもいいから、30分間、ベットの枕もとの上の方で本を読むと良い。見舞いに来て来ることは分かる。存在が分かる。
 

 

■いつか自分ががんになった時に、慌ててしまわないように今からどんな備えをしたらよいでしょうか。
状況になってからでないと分からない。何かが起こった時にどう対応するか?
雨が降った時でも、傘をさすか、レインコートを着るか、家の中に入るか・・・自由意思。
1週間悩むか1ヶ月悩むか1年悩むか違う!悩みそのものは誰にでもある!
その違いは何かを今から学んだ方がいいね。


■手術で大腸を全摘し、パウチで水便の70代の父の介護についてのご相談です。
どんな菌が入っているかわからないのでハイリスクの介護です。年金内で入れる施設がなかなかなく、あっても何百人待ちとかで、家族でケアするのに限界があります。
年老いた母は、もともと体が弱く、母だけで父の介護に限界が来ています。兄弟、離れた所に住んでおり、仕事と子育てで、父の介護は無理です。昨年、母は重度の肺炎で入院しましたが、その時とコロナの状況がひどい時だけは臨時で施設に入れてもらえました。今は週に2日、「家で見てください」となっているけど、看護師さんたちが行き来し、感染が高まり、二重生活でお金もかかり、色んな意味で限界かと思っています。
母も、昔はきちんと判断できていましたが、今は判断力が低下しており・・・ケアマネさんにも適切に話すことができず、後になってから「うまく伝えられなかった」と後悔しています。私自身、病気の身であり、離れた所に住んでいるので助けることができずにもどかしく思います。どうすればよいでしょうか?
今は、ずっと入院できないし、施設に入るのも大変だね。家族だけで見ると大変だね。本来は他人が見てくれたらいいね。24時間泊りがけの「在宅ケア」があると良いね。日本はそれが十分でない。アメリカだと夜中でも見てくれる介護がある。日本は昼間は見てくれても、夜中は難しい。他人に家族を診てもらう医療の協働体(メディカル・ビレッジ)を作っていった方がいいね。今はできる人が順番でやるしかないね・・・。

 


■精神障害の年金だけの生活で、微々たる貯金を崩して生活しています。
親と一緒に住めないため家賃もかかるので、すごく大変です。元気な時はいろいろできても、そうでない時もあるから、仕事はできないです。どうしたらいいのかわかりません。
グループホームも考えましたが・・・たぶん無理だと思います。かといって、一人暮らしもできません・・・。何かアドバイスをいただけるでしょうか。
相談員に具体的に相談してみたら良いね。教会もすき間を埋めることができるね!
一緒に情報を共有して、その人にあった支援を探っていくと良いね。

 


■精神障害の年金の人は「入院・がん保険」に入れないので、自分がもし、がんになったらどうしようかと不安です。がん検診も、受けた方がいいと思っていますが、怖くて受けていません。おばさんが、以前、ステージⅢで手術し、術後に再発し、再手術しましたが、その後は元気に過ごしています。「がん保険に入っててよかった」という話を聞くと、私も入りたいと思いますが、入れないんです。不安なのですが、どうすればよいでしょうか?
最新の情報を入手すると良いね。
他人のことでも相談に乗ってくれるボランティア、サポートナースなどのグループがあるから相談するといいかもね。


■ウイルス感染の中、友人と会話を楽しむことができず、孤立、孤独で悩んでいる人がいると思います。施設に入居されてる方は3カ月接することができなくなってるけどどうすれば良いでしょうか?
人間は自分のことで悩むな。人と無理に合わせなくても済むし、読書できる。
一人でいても孤独ではない。孤独は自分が思うこと。
自分がどう受け止めるか。


※子どもも大人でもがんになる。
 治療薬があるがんも、ないがんもある。

 


■樋野先生の最近の息抜きのオススメの方法と、その理由について知りたいです。
きっと「読書」とおっしゃると思いますが、読書のどのような所が良いのでしょうか?また、読書以外に、息抜きのオススメのことがございますでしょうか?もしあれば、先生のお勧めの息抜きの方法とその理由を教えてください。  
読書は一日1時間だけど、コロナで家にいるから今は1日2時間だね。
歌謡曲も良いね。「人生いろいろ」「川の流れのように」とか。
4kmほど川辺の散歩も良いね。
どんな境遇に関わらずできるのは読書。

 


■ここ最近、病院は「コロナに感染するかも」という理由で来院される方が大幅に減っているようですが、樋野先生は「樋野先生とお話したい。でも病院に行くのは…」という方にどのように対応されているでしょうか?   
コロナで、お見舞い、受診も減っている。
町の中で面談できる。

 

■免疫学の世界的なお医者さんであった安保徹先生によると、ワクチンはあまり良くないとのこと。樋野先生はどのようなお立場でしょうか?
国に認めらているワクチンでいい加減なものはないから、良いよ。


■今のこのコロナウィルス禍の時、とても大事な時期を迎えていると思います。こういう時に、どう人のためになる生き方が出来るか、何か教えて頂けましたら感謝です。
人との付き合い方で、人を排除したり、差別したり、自分を守ろうとする。
「あなたといたくない」「感染・・・」
ペストの時代にルターは、王の命令を無視して、困ってる人に手を差し伸べていた。
明治以降、感染症で、命がけでやった医者が3人いる。天然痘の時、チフスの時、ペストの時に誰がどういうことをしたのか学んだらいいね。知られてない。
人と出会ったり、人と接する時に態度が変わる。
過度の自粛や、過度の恐れは不要!
軽度の自粛や、軽度の恐れもダメ!
過度でも軽度でもなく、常識的に狭き門、真ん中を通る人物になる!
コロナはいつか収束するが、『あの時の態度が・・・』役に立つ

 


■犬や猫もガンになりますが、ストレスや悩みがあるのでしょうか? 
がんにならない生物はイモリ!
がんは動物でもなる。
どんな食事をしようが何をしようが。

 


■髪の毛が、太く多く・・・前髪が伸びるのが早く・・・白髪にならなくする方法がありますか?
 「ほっとけ、気にするな」
 気にすると髪の毛を触る。心配する人は髪を触ってる。
 自分でコントロールできないことに一喜一憂しない。
 自分でコントロールできることは一生懸命やる。
 気になると一日中気になる。

 


■コロナの対応等で、日本政府の対応の仕方など、国のトップの方たちの優先順位がおかしくなっていますが、様々な利権が絡み合い、どうにも国民の視点に立てていません。一庶民として、どう働いていけば、政治の方向性を正すことができるのでしょうか?
政治的な解決、専門グループの意見、明治維新以降は、政治的主導で問題を解決してきた。第二次世界大戦後は経済的主導で問題解決。コロナ以降の今は社会的問題解決。今は、政治と専門家が合体してるが、本当の専門家は、政治的ではない。国のど真ん中に、気にさせる(インパクトを与える)!専門家が政治の中に入ったらダメ。本物の人間は、外からインパクトを与える方策を考えている。アメリカでは、ペンタゴン(奥の院、表面に出ない)があり、大統領が誰になろうといつも問題解決を考えている。純度の高い専門性は科学的にする!専門家が政治に入ると純度が下がる。70%のレベルになる。専門家の意見を常識的に言えるが、本物を見極める能力を身に着ける。

 


■突然自殺される方々を防ぐために、どのように声をかけ合っていけばいいですか?
自分の命は自分のものではない!自分の命は自分の所有物ではない!
自分で死を自分で決めたらダメ!自分の命はプレゼント。人に与えられるもの!
「安楽死・尊厳死」ではなく、「安楽死」と「尊厳死」は全然違う!
「安楽死」は、積極的に人を殺すこと
「尊厳死」は、積極的に治療をしないこと。患者が、事前に医師に言っておけば、抗がん剤をやめたりできる。

 


満6年を迎えて、コロナの猛威をふるい最中、待ち望んできた記念すべきカフェを開催できたことを。価値ある尊い集いであったか明白に証しされてきた日々。全国・海外で尊い働きに東奔西走されている樋野先生が毎月来て下さり、生で言葉の処方箋を語ってくださる恵みに心より感謝いたします。「最期をいかに迎えるのか、いかに生きて行くのか」を教えられています。また、更に必要な人々に広げていくことができたら感謝です。命の使い道、「使命」の旅路をこれからも進んで参ります。皆様これからもよろしくお願い致します。

8月のカフェは、感染拡大防止のために、中止です。


9月にはコロナが収束していることを願いつつ・・・

 

次回は9月24日(日)13:30~15:30です☆
コロナの感染拡大防止のために短縮版のカフェ無しです。

 

もちろん、樋野先生の言葉の処方箋も沢山処方して頂けます☆
是非ご家族。ご友人をお誘い下さい。
初めて参加されるご近所の方や他府県からの方も毎回複数組おられます。
是非、お気軽にいらしてください☆

2020年の今後の詳しい日程はこちらをご覧ください。

 

※個人面談は、毎回3人程可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、3日前までに yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。最近は、事前申し込みをしないと、当日では面談してもらえないことが多いのでご注意ください。

※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

※ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。

なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。

 

 

さて、樋野先生の出版されている著書は実に沢山あるのですが、以下の本などは「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」でもお買い求めいただけます。本当に連日テレビや雑誌で樋野先生や「がん哲学外来」や「メディカル・カフェ」が取り上げられています。すごいです!

樋野先生の柔和な表情をご覧いただくだけでもほのぼのしますが、ことばの処方箋素晴らしいですね!よく効きます!無料!副作用ゼロです!年間の予定が出ていますので、是非、お気軽にいらしてください。途中の出入りもOKです!

様々なことで、どうしても参加が難しい方には、沢山ある書籍の中から特に以下のものをお勧めいたします☆
先生が、よく言われる言葉に「人生の3大邂逅」があります。その中の一つ、「よき読書」です!

 いい覚悟で生きるがん哲学外来から広がる言葉の処方箋  明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい

 

見上げれば、必ずどこかに青空が  がん哲学外来へようこそ (新潮新書)

 

あなたはそこにいるだけで価値ある存在   がん哲学外来で処方箋を カフェと出会った24人

 

こころにみことばの処方箋 世界に広がる「がん哲学」     

 

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「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」などが中国語に翻訳されています。
韓国語版も販売されていますが、題名が「偉大なるお節介」となっていますのでご注意ください。

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とにかくすごいです!次から次に毎月のように著書が出ています!

どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆

 

※2020年の予定は こちら

※淀橋教会への行き方は こちら

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さて、この素晴らしい樋野先生の講話・・・実は日本各地、時には海外で連日のように講演をされています。
詳しくは 「一般社団法人 がん哲学外来」 をご覧ください。

現在約150カ所ほどのメディカル・カフェが全国で行われていますが、全国に7千ヶ所必要と言われています。
医療の隙間を埋める場として、ますます必要が叫ばれているこの働きがさらに広がっていきますように!
世界の悩める人々のために豊かに用いられますように!